「好き」が「思い出」になって
こう書くとすっごく薄情な感じがするんですけど、すがる気持ちもないというか…諦めた、っていうようなネガティブな感情ではないし。思いのほか胸がスーッとしています。
うちの地域はすばるがラストを飾る生放送3連チャン(Mステ→MUSIC DAY→関ジャム)を見た後がクロニクルの放送だったんです。いきなりドッジ。7人が関ジャニ∞として揃うのが最後の。(って書くと未練があるみたいだけど未練はないです)ま〜〜〜〜〜〜〜びっくりした!4月15日から7月14日まででいっちばん泣いたから。
ADの激臭靴下を嗅いで嗚咽する関ジャニ∞を見ながらエグエグ嗚咽するし涙ドバドバ止まらないんです。子猫になりきったかと思えばメンバーに次々交尾するし。繁殖させられた人達も何故か伝染して猫になるというカオス。文字を打ちながらカオスさを再認識してる…なんなんだ一体…。安田くんがそんな様子をにこにこ涙流しながら見つめてて。泣いた理由がただの泣き笑いだったかどうかはもう分からないけど…その涙にみんな気づいてたのかな。気づいてたけど言うべきじゃないから触れなかったのかな。今この瞬間を噛み締めてしまったら、きっとみんな泣いてしまうだろう。いくらカオスでも。だからどこかでみんな、いつもみたいに馬鹿やってすばるを送り出そう!って言葉にせずとも通じ合ってたのかもしれない。しおらしさを見せまいとする姿勢こそ、儚く感じる。
子猫になりきってメンバー同士交尾する即興コントを見てるのに儚く感じてるのは感受性豊か過ぎるのかもしれないけどまぁいいや、、、
真面目に馬鹿やってる姿が愛しくて微笑ましくてしょうがないんです。あーあ馬鹿だなぁってこっちまでつられて笑っちゃうような光景に多幸感を抱くというか。涙が出てくるんです。
カッコイイイイイキャーーーッ好きいいい!っていうやつより、大の大人達がコンプライアンス0点を叩き出して「だって関ジャニらしくって言われたからしゃーないやんな、、、?」ってそれが自分達らしさと自覚しつつ、真摯にふざけてる姿により心揺さぶられるというか、大好きだ……!!!ってなってしまうんです。くううううううずううっとそのままでいてネ!!!!!!!(泣)(泣)(泣)と思ってしまう。
9月7日の東京公演2日目。
ここを自分の中で区切りとし、今後どうするか決めようと計画していました。かれこれ10年には届かなかったけど近い年月関ジャニ∞に染められていた私のジャニオタ人生。基本的に席運に恵まれず、天井が私の庭でした。(かっこよく言うな)
なのに何故か、この日は神席と呼んでもいいであろう過去一の良席。リアルアワアワパニパニ状態。ガンガン肉眼で拝んでしまえます。ええ!!!そりゃ韻も踏みたくなりますよ!!!!
煩悩がない時ほど良い方向に転ぶってのは聞いたことあったけど……それにしても??!それにしてもじゃん?!!?初めての自担がいないLIVEで初めての神席。嬉しい。もちろん嬉しいけど正直…正直、皮肉なもんだなぁと思ってしまった。(アワアワ…)
でも結局LIVEは、目の前の彼らを純粋に楽しむぞ!と意識するまでもなくほんとーーに楽しかったです。まぁちょっと白状すると見えない姿より聴こえない声に思いを馳せてしまって何度か危ない瞬間はあったけど、思っていたよりずっと自然に楽しんでいる自分がいました。
それと同時に、裏での苦労とかメンバーの心境とか覚悟とか、何の想像もしないでただ私の目で見えた景色のことだけで言うと、「ちゃんと成立するんだ」と知れてしまった。知りたくなかったわけじゃないけど…うーん……。いい子ぶらずに言うと、決して知りたいことではなかった。気づきたくなかった。でもそんな気付きが胸にストンと落ちてしまった。だってすごいんだもん、みんな。ほんとにすごいよ。6人を見くびっていたわけじゃないけど、ああ…もう“関ジャニ∞”なんだなぁ…って。でも、それでいいんだと知ってる。ただ私は、いい子ぶらずにそう思うのは難しかったかな。
「ここに」大好きです。“好きじゃない”と“好き”が共存してる不思議で独特な感覚。
こないだMステで聴いたときは鳥肌がたった。テレビ越しでも彼らのパワーが飛んできて、心打たれた。魂が震えるような熱さ。頼もしくて強い彼らに笑顔になりながら涙が出た。とてもかっこよかった。かっこよすぎた。それなのに涙が止まらなかったのは、こんなにもかっこいい彼らから離れていくのが辛かったからです。なら離れなきゃいいじゃん!って思われるのかもしれないけど…そういう理屈じゃないから辛い。離れないようにしようなんて思っている時点で、もう違うから。
でも……楽しかったなぁ……。
できれば現在進行形でいたかったけど…うん。とにかく楽しかった。とびきり幸せだったよ。全く困っちゃうね。男女における円満な別れって言葉は信用してないんだけどナ……(どうしたよ)
でもこれは本心なので致し方ない。一方的とはいえ、円満なお別れです。
「思い出」じゃなくて「好き」になって
と歌う関ジャニ∞だったけど、わたしの「好き」はアルバム何十冊にもなりました。収まりきらない「好き」もありました。
厳密には、今も関ジャニ∞が好きです。ただもう、「eighter」というカテゴリーには属せないかな。
「ここに」で特に大好きな歌詞があります。
『また逢えたら歌おう』
『リズム刻んで踊ろう』
実際、未来なんて分からないけど。
ありえない未来じゃないと思えるのが私の好きな関ジャニ∞らしくてずるい。大好きだから辛い。これからも、そういう「らしさ」は失わないで、そのままでいてほしい。
『また逢う日を歌おう』
『いまを刻んで行こう』
またアルバムを見返したくなる日が訪れるかもしれない。新しい「好き」が更新されて、ページが増えるかもしれない。どうなるかなんて自分でも分からない。けど今は、大切にしまっておこうと思う。ずっと私の特別な人たちだから。